ペルソナ3リロードのDLCであるエピソードアイギスをクリアした。
備忘録がてら思ったことを記しておこうと思う。
詳細にストーリーを解説したりはしないが、ネタバレはあるので留意してほしい。
個人的には後日談のお話としては「良かった」
詳しく調べたりしなかったものの、エピソードアイギスは原作のペルソナ3の時にも存在していて、その時は割と酷評気味だったというのは聞いていた。
本編でとてもキレイに、そして含みのある終わり方をしたペルソナ3にとっては、どのような続編的要素を足しても蛇足にはなってしまうのだろうとも思っていた。
お話は新学期を目前に控えた3/31の夜が永遠にループしてしまう謎の現象が起こり、その解決のために再びSEESのメンバーが立ち向かうという続編的な作品にとってはありがちな内容。
個人的に良かったと思ったのはその原因が彼ら自身の中にあったというところだ。
高校の1年間という非常に多感な時期をともに過ごし、衝突も度々起こしながら本作のメインテーマである「死」に立ち向かってきた彼らは普通の高校生活とはかけ離れた時間を過ごしたわけである。
しかしながら、(だからこそというべきか)本人たちはその使命に燃えた。
文字通り命を燃やしたその時間に無意識に焦がれてしまっていたのである。
事態の収束と主人公の死という出来事をキッカケに、無理矢理にでも前に進まなくてはと思う彼らの思考はかえって過去に囚われてしまい、時間の牢獄に閉じ込められたままになってしまったというわけだ。
自分の存在価値、アイデンティティが無くなってしまったと吐露していたのはアイギスであったが、それに対して自分も同じ想いだったのに、なぜ選ばれなかったのかと思いをあらわにするゆかりの心情も心にくるものがあった。
当時はひどく苦しく逃げ出したかったような時間が振り返るとなんだかとても楽しかったように思える瞬間が最近多くなってきた僕にとってはとても心に残る内容だった。
エンタメは触れた時の年齢や心情が強く作用するのだなと最近よく思うようになっていただけに、過ぎた時間の儚さとそれを愚直に受け止めることが出来ない素直さ、それでも前を向くことを描いたこのストーリーはとても良いものだなと思ったのである。
ゲームシステム的には微妙
お話はそんなわけで割と刺さったわけだが、ゲームシステムについては正直本編をプレイしている人にとっては、結構退屈なものであったと言わざるを得ない
- コミュニティが存在しないのでダンジョン攻略しかやることがない
- コミュニティが存在しないのでペルソナ合体のアルカナバーストがなく育成が面倒
- ダンジョンも同じような自動生成ダンジョンを永遠と周回するだけ(景色の代わり映えもない)
ペルソナシリーズの醍醐味はコミュニティでの他者との繋がりであり、それがダンジョン攻略の癒やしでもあったわけなのでそこが丸々抜け落ちていたので正直かなりしんどかった。
なによりそのダンジョンの物量が多すぎた。
クリア後コンテンツなのでメンバーのレベルとかステータス引き継いで高難度でいいので物量は半分くらいにしてくれた方がレベルデザイン的にも楽しめたと思うのだがどうなんだろうか。。。
音楽は最高
一方で音楽は最高で流石の一言。
「Heartful Cry」が流れたところは鳥肌がたったし、新規戦闘曲の「Don’t」もかなり良い。
ED曲の「Brand New Days」も爽やかなで前向きな曲だがどこか切なさも感じる曲でピッタリだ。
ペルソナ3リロードの完結
DLCの発表時の謳い文句で「P3R、完結」とあったがまさにそんな内容だった。
本編は「死」そのものに立ち向かった大いなる使命を全うする少年の物語だったが、残されたSEESメンバーがどうなったのかまでは明言されていなかった。
美しいフィナーレであった一方で彼らの明日に救いを与えてくれたのはエピソードアイギスのエピローグなのだろう。
酷評されていた過去もあり、調べてみると「まぁそうなるわな、、、」とも思ったが、僕は悪くないDLCだったように思う。
P.S. メティスめっちゃ好き(強いし)


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